After Effectsを使って映像制作をしていると、必ずキーフレームをうちます。
After Effectsを使った事がある方なら、分かると思いますが、ひとつの制作プロジェクトで、何百、何千とキーをうつのが当たり前です。
キーフレームひとつうつのにも、たくさんの仕掛けを詰め込んで、モーションの表現に幅を持たせる事が出来ます。
私が心がけている事は、この何百、何千とうつキーフレームに、必ず一手間をかけることです。
物理的な法則に従った動きを再現する事で、視聴者に見やすい、スッと感覚的に違和感なく目に入ってきやすい動きにします。
具体的に私のよく使う手法は、イージーズアウトから始まり、イージーズインで終わるキーフレームのうちかたです。
これは、ゆっくり徐々に加速していき、ゆっくり徐々に減速して止まる。という物理的な法則に従ったモーションメイクです。
視聴者が違和感なく見るためには、キーフレームひとつでも、丁寧に一手間かける事で、ストレスなく視聴する事ができるよう、細部をないがしろにせずに、作り込んで行く事を大切にしています。